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高齢者を狙った悪徳リフォーム詐欺が増えています。

特に最近は新型コロナウイルスの流行に便乗した消毒詐欺が話題になっています。

果たし てその手口とは?

被害事例をもとに、その対策について考えてみたいと 思います。

 

「○○消毒サービスの者ですが、ご近所で新型コロナウイルスの感染者が 出たため地域のご家庭を消毒して回っています」

昨年の6月、東京都大田区にお住まいの田中好子さん(仮名) 宅に作業服姿の男性が訪ねてきました。

男性は行政の依頼で地域の消毒作業をしていると話し、田中さんにも1枚のパンフレットを手渡しました。

しかし、事前に何の知らせもなかったことから少し不審に思った田中さんは男性に対し言いました。

「ご近所といいますけど一体どちらのお宅ですか。私はここに40年以上住んでいて、ご近所の方はみんな顔なじみ。でも、どなたかがコロナに感染したなんて話は聞いていませんよ」

すると、男性は「コロナに感染したことが分かれば、どんな陰口をたたかれるか分かりません。正直に『自分は感染した』と言う方はまずいませんよ。それに地域が混乱しないように行政からもむやみに口外しないよう にとの指示が出ているんです」
と事情を説明しました。

感染したことを近所に知られたくないという気持ちはある程度、理解できるため、田中さんは男性の説明に一応納得し、とりあえず消毒について話を聞くことにしました。
男性によると消毒作業の概要は次のようなものでした。

・作業同意書にサインをもらう
・消毒にかかる費用は5万円
・支払いは当日現金払い
・作業は当日すぐに実施
・作業時間は1時間程度
・人体に無害の消毒液を使用するため、在宅のまま作業が可能

田中さんは念のため、その場で支払いができない場合はどうなるのかと尋ねました。

男性は
「作業は基本的にお支払いの後に行います。今、お手持ちがな いようであれば明日以降に出直しますが、いかがいたしますか?」
と答えました。

ちょうど「新型コロナウイルス」に過敏になっていた時期であったこともあり、田中さんは
「ちょっと聞いてみただけです。5万円くらいなら手元に ありますから、この場でお支払いしますわ」
と言って、男性に5万円を支払いました。

男性はお金を受け取ると、
「ありがとうございます。5万円確かにお預 かりしました。社に持ち帰った後、経理に頼んで領収書を発行してもらいます」
と言いました。

このとき田中さんはその場で領収書が発行されないことに違和感を感じ たそうですが、男性が慌ただしく消毒作業の準備にとりかかってしまった ため、何も聞くことができなかったそうです。

男性は消毒液が入っていると思われるタンクを片手に、家の中を順に 消毒して回り、予定よりも早く40分ほどで作業を終えました。

男性は
「これで大丈夫です。一応、作業が終わっていることが分かる ように、玄関のこちらを貼っておいてください」
と言って、「作業済」と書かれたステッカーを1枚手渡して田中さんのお宅を後にしました。

夕方、田中さんのご主人が仕事から帰ってきました。

ご主人は玄関に 貼られたステッカーを見て、
「これはいったい何だい?」
と尋ねました。

田中さんはご主人に、今日あった出来事の一部始終をご主人に説明し ました。事情を聞いたご主人は不審に思い、その場で近所の知り合い何 軒かに電話しました。しかし、どこも消毒作業はおろか、業者の訪問すら受けていませんでした。

「どこに電話してもそんな業者の訪問は受けていないと言われたことで、 詐欺を確信しました」

田中さんのご主人は翌日、区役所に電話をし、近所でコロナ感染者が 出ていないか、そして行政の方で消毒作業の手配をしているのかと尋ね ました。区役所の担当者の答えはいずれも「ノー」でした。

田中さんは新型コロナウイルスを利用した消毒詐欺に引っかかってし まったというわけです。

悪徳業者はどこにでもいます。

知らない業者が訪ねてきても、「家の中 に入れない」「どんなに不安でもその日のうちに契約しない」「見積もりを とって内容を確認する」といったことを心掛け、絶対に騙されないようにしましょう。

 

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◆『住生活新聞』2021年4月号(058号)より

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